化粧品に配合しているハチミツは、粗ハチミツを精製したハチミツそのものを配合しています。
ハチミツには乳児ボツリヌス症の懸念がありますが、
①1歳以上のお子さまであれば問題ない
②経口摂取しなければ 問題はない
と考えられます。
菌の混入の可能性は限りなく低いと考えておりますが、1歳未満のお子さまの場合は、 お子さまが誤ってなめたりしないようにハチミツ配合の化粧品の使用はお控えいただくこともお考えください。 なお、化粧品はお子さまの手の届かない場所への保管をおすすめします。
1歳未満のお子さまが誤って経口摂取した場合は、かかりつけ医や日本中毒情報センターさまにご相談ください。
(1歳以上のお子さまでも心配な場合は、同様の対応をしてください。)
日本中毒情報センター(大阪)072-727-2499
化粧品には、
ミツロウというハチミツに関連する成分があります。素原料にはハチミツと同じく、自然界のボツリヌス菌が混入していますが、製造過程で除去されることから、
ハチミツよりも懸念は少ないと考えられています。しかしながら、すべてのミツロウに対して、ボツリヌス菌が完全に除去できていることの証明はありませんので、
ハチミツと同様に1歳未満のお子さまには注意することが望ましいです。
<補足>
消費者庁の「ハチミツによる乳児のボツリヌス症」頁にも生後1歳以上になると離乳食などにより腸内環境が整うため、避ける必要はないと記載があります。