<手や顔などの皮ふについた場合>
ヘアカラー(酸化染毛剤)やカラーリンス・ヘアマニキュア(半永久染毛料)で皮膚が染まってしまっても、ごく表面部分ですので、入浴やシャワー時の洗髪数回で、ほとんど取れてしまいます。無理にこすって落とすと皮ふを傷めることがありますので、ご注意ください。
ヘアカラーが付着しているのに気づいたら、強くこすらないようにして、すぐに石けんでやさしく洗ってください。手や顔などが着色して時間がたってしまうと、落としにくくなります。耳や髪の生え際など、すぐに洗えない部分にヘアカラーがついた時は、水でしめらせたコットンなどですぐにふきとってください。
<床、じゅうたん、壁、洗面台、浴槽などについた場合>
床、じゅうたん、壁、洗面台、浴槽などの場合、多くの材質が着色し、落とせなくなりますので、十分注意してください。
もしついてしまった場合には、素早く拭き取り、石けん等で洗い流してください。時間が経過すると着色は落とせなくなります。また、材質によってはすぐに拭き取っても落とせないことがあります。
<衣服についてしまった場合>
ヘアカラーが衣服に付着すると、落とせなくなります。まずは、すぐに拭き取り、汚れた衣服だけを洗濯してください。それでも、ヘアカラーの場合は、落ちない場合がほとんどです。また、クリーニングの専門店に依頼しても、色を落とすことは極めて難しいようです。
(ヘアマニキュアやカラーリンスの場合は、かなりの程度は落とせます)
<ヘアカラーをする前の準備>
壁や床、洗面台への飛び散りにも注意が必要です。ご使用の際には説明書の毛染め前の留意点に記載しているとおり、部屋や洗面所では床に新聞紙を敷くなどし、ヘアカラーの飛び散る範囲をおおって染毛されることをおすすめします。また、汚れてもかまわない衣類に、さらに汚れてもかまわないケープやタオルを重ねてご利用ください。
<関連リンク> 日本ヘアカラー工業会のホームページ